anna代表
神戸女学院大学食物学科卒。大学卒業後は、大手調理師学校広報部に勤務。その後、結婚し、出産を機に、家庭での毎日の食事の重要性を再認識し、健康な心と体を育む毎日のごはんに子育ての重点を置く。2012年より日本アーユルヴェーダ・スクールにて、本格的にアーユルヴェーダを学び、日本人の嗜好、日本の気候風土に沿ったアーユルヴェーダ料理を「アーユルごはん」で研究している。アーユルヴェーダを、ヨーガや料理を通して日本の現代に生かす暮らし方を提案し、全国各地、様々な講座で伝える。
これは、心の満足につながります。食べたあとに心が満たされていることで、食べたものが、きちんと消化され、吸収されて、カラダの中にとりこまれていきます。
どうして、この季節にこれを食べるのか。どうして、この体調の時にこんな風に食べるのか。どうして、この気分のときに、こうして食べるのか。それを食べるのにも意味があります。
食べ物には、それにまつわる物語や思い出がありませんか?自分にとってワクワクするストーリーが、最高の調味料となって、美味しさを演出しています。満足する食卓のためのストーリーが、本当の美味しさへと導いてくれます。
まごころをこめて作る料理は、食べる人を笑顔にして、心を満たし、カラダとココロを健やかにしてくれます。食べてくれる人のことを思い、献立を考え、素材を選び、洗って切って調理する。この一連のこと全てが「料理」です。食べる時は、作り手の思いを感じながら、食べることに向き合い、丁寧に食事の時間を味わいましょう。まごころのこもった料理を、美味しく、感謝して食べる。そうすることで、食べ物の中にある、全てのものが薬となり、私達のカラダとココロを癒してくれるでしょう。
アーユルヴェーダ料理研究家
三浦 麻貴
食事は美味しい薬です。古代の伝統医学アーユルヴェーダの考えを使って、日本のアーユルヴェーダ料理をお伝えしています。楽しく作って、美味しく食べましょう!